どんな人にも必ず、「まだ知らない自分の一部分」とか、「眠ったままで使われていない要素」が、備わっているものです。
知らない部分を知っていく、眠っているものを起こしていくとりくみをすると、その分だけ、この先の人生が豊かになっていきますよね。
これまでの人生で、そうした要素を自覚することがないとか、表面化してこないということは、「これまでの行動の中には、それらを引き出すきっかけがなかった」ということです。
同じ繰り返しでは、同じような結果が作られますので、
いつもと違う行動をしてみる、新しい動きをとる、新しい場所に出ていくことなどを、心掛けてみるとよいでしょう。
それは、自分に対して、「新しい刺激をあたえる」「慣れていないエネルギーの振動を加える」こととなり、
普段は(その刺激が与えられていないので)深いところに存在したまま、止まっている状態のものを、「揺り動かしてスイッチをいれる」ことになります。
一度スイッチが入って「アクティブ」になると、その事柄が、自分に対して主張してくるかのように印象深くなります。
通常、自分のことは自分では気づきにくい特徴があるけれど、それでも、自分の中で「動きがあるもの」は、意識にとまりやすいからです。
今までの行動範囲とは別の場所へ、出掛けていくとか、
新しい習慣をとりれるとか、
新しい人との関わりをもっていくようにするとか、
方法はたくさんあり、そのどれもが効果的です。
自分の中から、わきあがってくる、今まで知らなかった反応、感情、感覚などに気づくと楽しくなります。
それらが、自分の中からでてくることに驚かされながらも、次はどのようなものが出てくるのかという期待感もあり、やりがいがでてくるのです。
自分自身の発掘作業は楽しいものです。
手間と時間が掛かっても、それが、自分のためになると実感しやすいからでしょうね。
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