この記事の、日傘の件。

行くべき人のところへ、いくようになっている(その2)。
以前に、日傘がなくなったことを記事にしました。 物とのご縁というものがあって、以前の傘はふさわしいご縁のある人のところへ行き、私は、改めて傘を買い、とても気に入ったという内容です。 ところが。 この傘も、また、なくなりまして(-_-)。同じ場所で。 ...
自分と合わないものは、手元からはなれていき、合うものは残っていくということを、さらに実感した出来事がありました。
ある日、日傘をもって外にでて、5分ほど経ったところで霧雨がふってきました。
傘をさすほどでもない程度であり、また、すぐに止みそうでした。
「この傘は、晴雨兼用だから、これ以上降ってくるなら日傘をさせばいい」と思いましたが、
同時に「でも、雨傘をとりに戻ったほうがいいかな」とも思いました。
5分の距離というのも、戻るか進むかの判断が微妙なところです。
ですが結局、戻ることにして、日傘を置いて、ビニルの雨傘をもちました。
傘を差すまででもない雨でしたが、せっかく雨傘を持ってきたのだからと、傘をさしてしばらく歩いていたところ、
強風が吹いてきた瞬間があり、ちょうど風を、傘の内側で受けとめてしまうような格好となり、傘は裏返って曲がってしまいました。
買ったばかりの日傘じゃなくてよかったのですが、ビニル傘に替えたところで、この出来事が起こったので、
「合うものは、残るようになっている」ということでもあり、
「こうなる予感があったから、傘を変えたくなった」のかな、と思いました。
その時点で、傘が曲がるとわかっていたのではなく、ただ「戻って傘を替えよう」と思っただけですが。
何かいろいろと、面白い経験をさせてくれる?傘なので、まもなく日傘の季節がおわってしまうのが惜しいような、そんな気持ちになっています。
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