わかったり、わからなかったり

スピリチュアルカウンセラーになりたい方向けに、能力を磨いていく個人レッスンを提供しています。その中でのエピソードです。

Kさんのレッスンでのこと。色を透視する練習で、5択から私が選んだ色を当てていただくという内容でした。このワークはただ当てずっぽうのように述べるのではなく、決まったやり方(意識のあわせ方)をとります。

私が5色の中から1色選びました。ここからKさんは決まった手順で意識をあわせていくのですが、意識をあわせる前にKさんのオーラが”赤っぽく”なりました。私が選んだ1色は、赤ではありません。…が、おそらくKさんは赤を思い浮かべたっぽいです。なので、答えていただく前に「もし赤と思っているとしたら、それは正解ではありません。正解は赤以外です」とヒントを出しました。

あとからKさんにお聞きしたところ、私が「色を選びました」と言った段階で、頭の中に暖色系の色が浮かんでしまっていたと。

私はときどきこんなふうに、あー○○色って答えるだろうな…と、事前にわかることがあります。今回のKさんも、すごくわかりやすーくオーラに赤っぽさが反映していました。

ひらめく少女

それとは別で、Sさんのセッションで瞑想の練習をしました。2回目なので、初回よりずっと上手くなって、順調に瞑想状態に入っていらっしゃいました。Sさん自身も初回よりできている実感があったそうです。

そうしてうまく瞑想状態に入ったとしても、やはりときどきは集中が切れてしまうことはあるものです。で、ちょうど雑念が浮かんだタイミングで私が「…もし雑念が浮かんでしまったとしても、そこに意識を向けずに流してください」みたいなことを言ったそうなのです。

でもこれは、Sさんの雑念は私はわかっていませんでした。

たまたまそう話しただけです。

通常、お客様のオーラをずっと見ていますが、誘導中は私も軽く瞑想状態になるので、同調が緩んでしまうことがあります。

このときはその状態で、

たまたま口から出たセリフがそれだったということです。

Kさんのワーク中のように、意識して指摘することもあれば、Sさんの瞑想中にたまたま口にしたことが指摘になっていることもあり、

これは偶然なのか必然なのか…、

いずれにしても面白いものだなーと感じましたね。

コメント