物を大切に扱う人には、その姿勢に呼応するかのように、物がたくさん集まってくることがあります。
擬人化した表現をするなら、「物を大切にする人は、物に好かれる」というところでしょうか。
「動物をかわいがる人は、愛情が通じて、動物に懐かれる」のと、構図としては似ています。
物には動物のような意思があるわけではないですが、同じ要素が引き合うという「波長の法則」によって、引き寄せられてくるということはあるようです。
この世にあるすべては、何らかのエネルギーが、現象化したり具体化した結果です。
大切に扱うという「思い」「姿勢」もエネルギーですし、洋服、本、食べ物などの形をともなう「物質」も、それぞれ固有のエネルギーをもっていますし、エネルギを放ってもいます。
エネルギー同士が、何らかの共通要素で引きあうことで、関わりや繋がりがつくられますので、「物を大切にするというエネルギーを放っている人には、それに引きあうエネルギーを帯びた物が、集まりやすくなる」ということです。
人間関係で、同じ要素を持つ人同士が、波長の法則で引き合って、縁がつくられていくしくみの理解は、それほど難しくはないと思います。
その対象の一方が、人ではなく、物になっても、作用の仕方は同じです。
「人⇔人」が引き合うこともあれば、「人⇔物」が引き合うこともあり、いろんなパターンがあるということですね。
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