大人になってから、自分の霊感に気づく人もいます。

人は、霊的な存在であるので、すべての人が広い意味での霊感を備えています。これらは「たましいの領域から生まれ持ってきたもの」がベースとなり、人生の途中から、新たにつけたされるものではありません。

人生の途中から、霊感のあらわれがめだってくるケースは「(以前から備わっていたが)眠ったままになっていたものが表面化してきた」ということです。

どのような霊感の備わり方になっているか(得意分野など)は、人それぞれであり、霊感が大きくあらわれる時期も、人それぞれ違いがあるのです。

幼少期から強い霊感を発揮する人は、人生の初期のうちから霊感を意識することが、人生の学びに何らかの意味をもつのでしょうし、

幼少期にはまったく自覚なく、大人になってからあらわれが大きくなって気づいていく人は、ある時期まで霊感を意識しないことが、人生の学びとして意味をもつのでしょう。

大人になってから気づくパターンは、「これまで理性による思考だと思っていたことが、実は霊感も関連していた」とか、「誰でもわかると思っていたことが、そうではなくてこれは霊感だったのか」と、

これまでの認識を改めていくことに対して、なんとも複雑で微妙な気持ちがでてきて、受けとめるまでに時間が掛かることもあります。

ですが、やはり一度気づくと受けとめざるを得ないというか、打ち消して否定する要素がないというか・・・、他にもそのことを裏付けるような出来事が重なり(それも導かれる必然なのでしょう)、しだいに納得して受けとめていけるようになります。

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