自分の行動に変化をつけても、起こるものごとがなかなか変化しない理由

この世で起こることは、自分がした行いのエネルギーが、出来事となって自分に返ってくる「カルマの法則」というしくみが関係しています。

生まれ変わりをまたいで作用するので、前世を含めて「自分が過去にした行いが、今の自分が経験しているものごとをつくっている」ことになります。

不思議な神殿に白い鳥

過去の行いが、今経験することをつくっているなら、

今の行いが、未来の経験をつくっていくことになるわけですが、

より詳しくいえば「過去の行い」と「今の行い」とが混ざって、未来の経験がつくられていく原料エネルギーになります。過去のエネルギーの蓄積は、今の経験だけではすべて消費しきれませんから持ち越されます。

人生に何か新しいことを起こそうと行動しているのに、そう簡単には変化があらわれない理由は「そこ」にあります。

たとえば、あるとき気づきを得て、これまでの自分を変えよう!もっと本当の自分らしいことをしよう!と決意して行動をとったとしても、まだ自分という器の中には過去エネルギーがたくさん残っているからすぐには変化が起こりません(>_<)。

器の中の「主成分」が新しいものが優先するまで、

コツコツと行動を継続して新しいエネルギーを蓄積することが必要です。

それなりに時間は掛かりますが、主成分が入れ替わると、そこから先は起こる出来事にも変化がみられるようになります。

コメント

  1. ゆくり より:

    いつも為になる記事をありがとうございます。
    リカコさんのブログで自分自身を否定している事を自覚して以来、否定を手放し自分の本質を認める方向性での思考が少しずつ定着してきています。

    そして人生においてのいくつかの目標に前向きに行動しています。

    自分としては心持ちが変化したのだから良い変化があるはず…と思い込んでいたので、進まない現実に落胆したりしていました。

    今回の記事と同様にセッションでもリカコさんから教えて頂き、「今の行い」に「過去の行い」が混ざり合いながら未来を作っていくので、過去が抜け切るまでは停滞したり邪魔が入ったりする事を知りました。

    その仕組みを理解するとモチベーションも保てる気がします。何事も腐らずコツコツ続けてみるといつか霧を抜けて行くんだなと考えています。

    • リカコ リカコ より:

      ゆくり様
      そうですね、自分を否定している状態だと、アクセルをふもうとしても、同時にブレーキをかけていることになりなかなか進まないので、
      まずは「自分の否定を手放す」こと=「ブレーキをかけた状態から抜け出す」ことは大事ですね。

      自分への否定を手放すことと、新しいエネルギーをつくることと、両方ができたら、変化のあらわれは加速すると思います