私はときどき、本の数ページ先の内容を予知することがあります。10年前の過去記事にも書いています。最近この現象がおこるパターンがわかってきました。
この現象が起こるのは「小説」だけです。社会、経済、自己啓発本(などを読むことが多いです)では一度も経験がありません。
そして必ず「数ページ先の記載がわかる」形で起こります。
ストーリーの少し先で「○○○という記載がでてくるだろうな」というように、書かれている内容や文章がわかるのです。
推理小説を読んで、トリックや犯人がわかるのとは違います。そのあたりを推理する能力は持ち合わせていないようで笑、私がわかるのは「数ページ先に書かれている展開や記載」です。
だからページをめくっていくとすぐに答え合わせができてしまいます。
先日、「六人の嘘つきな大学生(角川文庫)」を読みました。アマゾンの読み放題に含まれていてベストセラーとあったので気になり読んでみました。最近、映画になったという話題も見たような気がします。
これから読む方のネタバレになるといけないので、少しだけ書きます。内容は六人の大学生が就職の面接でグループワークにむけて事前準備をする場面です。仲間でありライバルでもあるという微妙なバランスの関係で、あるとき、リーダーシップがあるメンバーのひとりが「ちょっとしたプレゼント」を全員に用意してきます。それは「かわいらしい包装紙でくるまれた細長い物体」という記載がありました。
私はその記載だけで、包装紙の中身がわかってしまいました。
あーこれは、私が高校生くらいの頃にときどき食べていたアレだなと。なぜわかったのかは、わかりません。
次のページをめくると、やっぱりアレでした。
少し先がわかるだけなので、トリックがわかったりはしませんから読書の邪魔にはなりません。かといって役立ちもしませんが笑
この本自体はすごく面白かったです。読んでよかった。
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