意識が未来に向きやすい、スピリチュアルなセンスが高い人。

スピリチュアルなセンスが平均よりも高めな人は、意識が「未来」「先のこと」へ向きやすいです。

まだ形をなしていない、具体化されていないエネルギーそのものに、いとも簡単に意識のダイアルを合わせていけるので、

過去の経験済みの事実や、今のリアルタイムな現実での関わりと同じレベルで、(まだ経験していない、関わりがない)未来のことを、意識の中で扱うことが「できる」ためです。

そのことは、基本的には「この先について考えておくことができ、計画性をもって動いていける」という利点がありますが、

逆の作用として、今の時点からすれば「心、ここにあらず」となりやすいです。

未来を意識することは、その内容が前向きなことであるほど、今の自分を率いてくれる「牽引車」のような役割をしてくれて役立ちますが、

しかし、先頭をいく車両ばかりが進んでも(つまり思考ばかりが先走ってしまっても)、自分を未来に引っ張る力はうまく働かなくなってしまいます。

先頭車両ばかりがどんどん進んで、自分が乗っている車両との距離がひらいてしまうようなものです。

誰にとっても「得意なこと」は、「さほど努力しなくても普通にできてしまう」ので、ともすれば「過剰になってしまう」ことも起こり得ます。

前述のとおり、スピリチュアルに関心がある人は、まだ形になっていない未来の意識にダイアルをあわせることが、得意であることが多いため、無意識でいると、そちらにばかりエネルギーが使われてしまうこともあります。

ときどき意識的になって、エネルギーの「配分」を、見直してみることは大事ですね。

コメント

  1. うらなり より:

    私のこと⁈と思ってしまいました。先のことを考えず、今だけ思考の人もいる(本の中にしか登場しない架空の人レベルの存在かと思ってました)と知った時の衝撃は大きかったです。
    常に思考が先を向いていて、だいたい周りとずれていて、私から見ると、皆んな余りにもにも無防備に見えます。
    そんな私は、考えごとしてて、電車をよく間違えるし、時間も間違えるし。無防備ですよね^_^。

    • リカコ リカコ より:

      今だけの思考の人というのは、思考よりも「行動」または「今起こっている事実」をベースにしているタイプなのだと思います。

      先の思考というのは、形のない「まだおこっていない仮定」のことなので、

      その2つを「同列に扱うことができてしまう人」と、
      その2つは「まったくの別枠扱いになる人」と、違いがあるということなのでしょうね。