情に厚い人は、オーラのきめ細かさや質感が独特で、水分を含んでいるかのように「しっとり」として感じられることがあります。
感じられるといっても、触ってそう思えるということとは別で、「もし触ることができたならば、しっとりした手触りがあるだろうな」と思わせるオーラなのです。
優しさのような、安心感のような、いい感じの質で、
そういう人と一緒にいると、ほどよい湿度の環境にいるような心地良さがあります。感じる力が高い方なら、「そういう感じ」がわかる人もいるでしょう。
ただ、「ほどよくしっとりしている」ならば、心地よい湿度なのですが、過剰になってしまうと「ウエットなオーラ」になってしまい、
ちょっと暑苦しくなったり、重いという印象になったりする場合もあります。
心地よい湿度も、過剰になれば、蒸し暑いという印象になるのと同じです。
たとえば滝の側など、ほどよいミストは心地よいもので、
しかし、突然に雨に降られて濡れたときに、洋服がはりつく「湿っている状態」は、重いですし、心地よいとは思いませんよね。
オーラを通して与える印象もそうですし、エネルギーの「めぐり」も重くなって停滞することもあるので、やはり「ほどよいしっとり」がいいのです。
特定の事柄への思い入れから、「気持ち」が入りすぎると、ウエットになってしまうことがあるので、「感情」「人情」「愛情」が大きいタイプの人は、思い入れの「配分」を意識していくことですね。
大きいものを与えられている分、「バランス」の難しさがあるけれど、それも学びのうちなのでしょう。
コメント
私はまさにそのタイプです。子供の頃から、他の人と差をつけて対応されることが多く辛かったことから、私自身は「誰に対しても同じ態度を」と心がけて来ました。職場で私が丁寧に接すると「一番頼みやすい」と言ってくれる人もいるけど、物凄く反応が薄い人や、もともと私を嫌いな人は、その表情から、あまり心地よく思ってないんだろうな、めんどくさいんだろうなという察しがつくことがあります。そういう時は、もっと簡潔でさっぱりと対応すべきだな、と考えさせられます。バランスは大事ですね。
お書きになっている内容からの推察になるので、実際のところは(拝見してみないとわからないことですから)何ともいえませんが、、、
おそらく、この記事で書いている「ウエットなオーラ」とは、違っていらっしゃると思われます。
ウエットなオーラとは、記事内のとおり「情」が深すぎて言動がアンバランスになるような人ですので、「相手のためになると思いこんでお節介になっていることに気づかず、なおかつ、それを良いことだと思っている」とか、自分の「気持ち」だけで何でも判断してしまうとか、自分が親しい人だけを贔屓する(情だけで判断する)とか、そうした気質の人が、ウエットになりやすいです。
「誰にも同じ態度を」「○○と察しがつく」「○○と考えさせられる」というような理性的な判断で動くこととは、真逆に位置するタイプと思われるので、おそらくは、この記事内で書かれているようなご心配はなさそうに、思いますよ。