何度も出会うたましいは、懐かしさも深くなる。

人生を振り返ってみると、いくつかの印象的な人間関係があるもので、その人達に対して「前世でも、出会っていた縁だったかもしれないな」と、振り返ることがあると思います。

とても深くわかり合えるとか、不思議なタイミングの関わりだったとか、お互いに学びが大きかったとか。

そういう感覚にある相手とは、おそらく、いくつもある前世のどこかで出会っているたましい同士なのでしょうね。そういうことはなんとなくわかるものです。

何十年も前の関わりでも、そういう相手のことは、記憶に色濃くのこっていて、ふとしたときに思い出し、今はどうしているかなーと懐かしさがわいてきます。

それは、「今世での過去に対する懐かしさ」と「前世での関わりに対する懐かしさ」とが二重になっているので、なおのこと深い感慨として、心の中に残るものなのかもしれません。

この人生の時間という変化の中で、もう会うことのない相手でも、「思い」はあとからも重なって、気づきをあたえてくれるとなると、

やはりそれだけの「ご縁」があったのだろうなあと、改めて気づかされます。

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