他者からの「評価」「好意」を受けとれないのは、自分を否定しているから。

最近、よく読まれている「自分を否定している」ことから起こる不調和シリーズ。今回は、自分を否定していたり、過小評価していたり、自信がなかったりすると、せっかく他者が与えようとしてくれている「評価」「好意」をも否定してしまい、いい人間関係がつくられないというケースをとりあげてみます。

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過去記事で、自分を否定していることの不調和で、もっとも影響が大きいものは「選択の場面で自分にとって一番いい選択をとれずに、微妙に低い選択肢をわざわざ選んでしまう」からだとお伝えしました。

理由は、ダメな自分にはちょっと低いくらいの選択肢がふさわしいと無意識で思ってしまい、負荷がかかりやすいとか、条件がよくないものを周囲に集めてしまうので、歪みがうまれやすくなるからです。

自分を否定していると「評価」「好意」を受けとることができないのも、このことと同じしくみで「ダメな自分に対して、高評価や好意を受けとる」ことがストレスになります。「自分を否定することを肯定」していることで、ある意味安定している現状がひっくり返されそうな不安がでてくるからです。

また、自分ですら自分を否定しているので、自分以外の人から評価されたり、好意を持たれたりという「肯定してもらうこと」に対して、どうリアクションをとっていいかがわからないので受け入れられないというのもあります。

広い意味で、誰もが少しくらいは「他者から認められたい」とか「好かれたい」とかの気持ちは持っていますよね。自分を否定している人もそこは同じで、認められようと努力をしていて、他者から好かれる自分になりたいとも思っています。

しかし、いざ自分に評価や好意が向けられそうになると、その状況を受けとめきれず、自分はそれほどの評価を得られるような人間ではございませんという「言い訳」が多くなり、人を避けたり、そこから逃げたりします。

これでは、自分らしさを発揮するための人間関係や環境という土台がいつまでもつくられませんし、自分の生き方も定まらなくなります。

他者からの褒められたり、好かれたりすることがどうも苦手で居心地が悪くなるという人は、根底に「自分を否定している」「過小評価をしている」「自信がない」といういずれかが存在していると考えられます。このことに、まずは「気づくこと」ですね。気づくことが改善のための第一歩です。

コメント

  1. 佐和子 より:

    リカコさま

    おはようございます。
    これはわかっていながらも
    なかなか難しい分野ですよね…
    自分が選ばれそうになったら
    何かと(自分の中でも)言い訳をして、
    無理だ!嫌だ!と決断を下し、直ぐに逃げ道を作ります。

    人に自分の苦手分野の話をすると「えー、そんな風に見えないですよ!」と返されますが、
    誉められても気恥ずかしくて、嬉しいと言う感情になりながらも、「いや、逆に馬鹿にされている?」と、どっちなんだろう?と迷う事になるんです。
    人から「誉められているんよ」と教えられた事もあります…

    私は常に
    ①調子に乗らないこと(乗ると子どもの頃から怪我をして痛い目に合う)
    ②基本は真面目に生きる(今の自分から外れようと企むだけで、速攻でトラブルが発生するから 涙)
    ③自慢しない(すみません…裕福な育ちなので)
    なるべくですけど、心がけています。

    でも、私と真逆の主人は
    ①すぐ調子に乗ってはしゃぐ
    ②すぐに自慢してしまう
    ③人の事が羨ましくない

    「私はあなたみたいには生きれないわ…」と呆れてみせるものの、
    本当は羨ましいんですよねー
    人との距離にあまり壁が無くて、
    人望があって、
    手放しで今を生きれる主人が 笑

    • リカコリカコ より:

      佐和子さま

      評価を受け入れていない状態を改善しようとするなら、無理にでも評価を受け入れる等の表面的なふるまいでは改善がはかられないので、心の中にある「自分を認めていない思いそのものを減らす」ことにとりくみ、「習慣になっている(否定から派生している)思考パターン、行動パターンをつくりかえていく」ことが必要になりますね。

      ①~③は、自分の否定をつくっている理由ではないので、逆に、否定していることを後から意味づけしているだけですので、そこは結びつけてとらえないほうがいいと思います。