呼吸とは、現実的にいえば、酸素を体内にとりいれて消費し、二酸化炭素を排出するというくり返しで、生命活動を維持する目的がある行いですよね。
スピリチュアルな観点からいえば、呼吸は、さまざまなエネルギーを自分と関連させていく動力となるものです。
エネルギーの動きは、呼吸だけでなされるものではないですが、「吸って」「吐いて」というくり返しが、ポンプのように作用して大きな動きをつくりだすのです。
呼吸によって、エネルギーの出入りが大きくなり、
自分のエネルギーのめぐりをスムーズにすることにもなり、
さらには、体感覚で感じるセンスにも関連しています。
呼吸は、エネルギーを「出入り」させる
この世という場所にはさまざまな振動のエネルギーが存在していて、人も、物も、お互いに作用を与えあっています。
このときの、外へ向けてエネルギーを放ち、外からエネルギーを受けとるという、エネルギーの「出入り」には、
呼吸というポンプがつくる「圧力」が大きく関連しています。
エネルギーの動きは、呼吸だけで作られるものではないのですが、呼吸による圧力の作用はやはり大きく「深い呼吸ができる人ほどエネルギーの動きに勢いがある」という特徴がみられます。
呼吸は、エネルギーの「めぐり」をつくる
呼吸のポンプによって動かされるのは、外へ向けた「出入り」だけでなく、自分の中でのエネルギーの「めぐり」「循環」をうながすことにも作用します。
エネルギーが必要なところへ運ばれていくことや、全体的なバランスをとることもに繋がります。
よいバランスでめぐっているエネルギーの状態は、自分をまもるためのバリアのように作用をしますね。一定のリズムをつくり、外の要素から干渉されるような隙を生じさせないこととなるからです。
呼吸は、体感覚で感じるセンスと関連する
スピリチュアルなセンスのひとつに、体感覚でエネルギーを感じるというあらわれがあります。暖かい熱感が伝わるとか、ピリピリという電気のような刺激のように、気感をとらえるセンスです。
感じるセンスは、胸の位置にあるチャクラと関連します。
感じるためのチャクラと、呼吸をするための器官が近い位置にあるので、
深い呼吸ができる人は、体感覚も発達しているケースが多いです。
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